和装の花嫁さんは、角隠し(つのかくし)や綿帽子をかぶります。

神前結婚式は角隠しをつけ、仏前結婚式では綿帽子をかぶるという風習もありました。 またここ最近はかつらをつけずに地毛での和装の方も多いので角隠しや綿帽子をつけない人もおられます。 では角隠しや綿帽子とはそもそも何なのか? という話になりますとあれは女性が掃除などをする時に髪の毛を汚さない為のものであり作業着やエプロンをつけるのと同じなんです。

そして婚礼の衣装にそれがあるのは『これから働きますよ』という意思のアピールという意味があります。 ただ昨今では共働きの夫婦が多く、家事も育児も平等に分担する家庭も多いですので、女性だけが角隠しや綿帽子をつけるのはナンセンスという考え方も出来ますよね。 時代はどんどん変わっていきますね。
高橋壮介
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- 日本婚礼写真協会、ホームページ編集部です。
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