日本の神前結婚式では『三々九度』という最も大切な儀式があります。

外国の結婚式では、結婚の儀式として新郎新婦が酒を飲むという習慣はあまり聞いたことがありませんよね。 これは日本における古来の習慣で『酒を酌み交わしながらの約束は文書での契約よりも重い』という考え方から来ております。 つまり酒を酌み交わすということは、人と人とが信頼しあい 心を許し合っているということであり、その上での約束ということですから何よりも重いのであります。

一方 平和で豊かな現代では人と人とが一緒に酒を飲むのはそんなに特別なことではなく、むしろ くだけた気楽な雰囲気という感覚で理解されてますよね。 それで『あれはあくまでも酒の席での話ですから・・』などという言い訳にも使われることがありますが、古来それは全く反対のことだったわけです。
高橋壮介拝
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