「See, hear and touch」

私は今までにいろんな撮影をしてきましたがが、特に日本の伝統文化である打掛の撮影と振り付けは一番緊張して難儀してきました。

撮影振付を覚える私の体験と日本婚礼写真協会の講習会のおすすめをお話ししたいと思います。
以前勤めていた(株)五十嵐写真店の出店するホテルの写真室では皇室、著名人、芸能人と、あらゆる方々を撮影してきました。撮影する時はそれなりの緊張感はありましたが、皆様は撮られ慣れており、お顔の表情、お体の向きなどはご自身の決まりポ-ズがあり、私がそれほど触れなくてもバランスの取れたたポ-ジングと撮影が出来きました。しかし、婚礼で打掛の撮影振付時は、決して簡単ではありませんでした。まずご新婦様の体の向きや体型、豪華な着物柄が見えるように振付けをしなければなりません。毎回大変で苦労していました。打掛の振付けはとにかく先輩方の振付をただ見ているのではなく、見ながら考え先輩に疑問点を質問し、何度も打掛に触れて振付をし、体に覚え込まして勉強するしかないと思いました。その当時は「技術は見て盗む」方法が取られていましたが、時代にそぐわなくなって来ていると感じ、振付を教えてくれる講習会を探しました。そして父と先輩方に日本婚礼写真協会を薦められました。この講習会は何度も何度も打掛振付けを見て、説明を聞き、打掛に触れて振付けをし体に覚え込ませるという方法を取っていました。単純な講習に感じましたが、振付をやればやるほど疑問点や出来ない壁にぶつかり四苦八苦しました。しかし講師の先生方はこちらが納得のいくまで熱心にマンツーマン指導で教えて下さいました。
現在、講師の先生方、先輩方のおかげで講師側の立場になりました。世の中はデジタル、AIの時代になりましたが着物の伝統文化は未だにアナログの部分が多くあります。我々講師陣も皆さんにどのように教えていくか日々勉強しながら日本の伝統文化の打掛振付けを伝えていきたいと思っています。
日本婚礼写真協会は、打掛を生徒様に「見て、聞いて、触って」勉強してもらい、ブライダル業界で活躍する7名の講師陣がマンツーマン指導で教える充実した講習会です。
今年も8/26、27の2日間、開催されます。
皆さんと一緒に学んでいけたらと思っています。皆さんのご参加をお待ち申し上げております。
スタジオエビハラ 海老原 憲
8月講習会のお申し込みはこちらから

投稿者プロフィール

- 日本婚礼写真協会、ホームページ編集部です。
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